「ソン・フンミン効果か」「3文字が日本も席巻」森保監督のMLS視察に韓国メディアが鋭い反応!「『欧州が最高』と評する指揮官まで…」

2025年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「サプライズ招集の可能性は十分」

アメリカ遠征後、カナダでMLSの試合を視察した森保監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は今月、アメリカ遠征でメキシコと0-0で引き分け、アメリカに0-2で敗れた。その後、森保一監督は北中米ワールドカップのベースキャンプ候補地であるメキシコの3都市(トルーカ、メキシコシティ、プエブラ)を視察。そしてバンクーバーを経由して、9月15日に日本に帰国した。

 空港で取材に応じた指揮官は、カナダに寄った理由を「MLSの視察です。高丘(陽平)選手のいるバンクーバーとフィラデルフィアの試合があったので。高丘選手は日本にいる時からすごく良いプレーをしていたし、彼のプレーとMLSのリーグレベルを見たかった。MLSには、すでに日本人選手が何人もいるし、これからまた多くなることも考えられる。選考の対象となるかもしれないので、視察できればと」と説明した。

 新たに韓国代表の主将ソン・フンミン(ロサンゼルスFC)が参戦したことでも話題のMLSへの関心を伝えたなか、韓国メディア『Sports Chosun』が「ソン・フンミン(손흥민)の3文字、日本も席巻!『欧州が最高』と評する日本の監督までMLSに...サプライズ招集の可能性は十分」と題した記事を掲載した。

 非常に鋭く反応しており、「ソン・フンミン効果か。日本代表監督がMLSで活躍中の選手をチェックした」と切り出し、次のように伝えている。
 
「モリヤスが視察した選手は、バンクーバー・ホワイトキャップスのGK、ヨウヘイ・タカオカである。彼は2023年にバンクーバーへ移籍し、MLSでゴールを守り続けている。これまで日本代表に選ばれた経験はない。しかし、モリヤスがバンクーバーまで足を運んで視察したことで、今後招集される可能性は否定できなくなった」

 同メディアはその上で、「欧州5大リーグを重視してきたモリヤスの選択は、注目を集めざるを得ない」と指摘。セルティックで得点を重ねながら選外となった古橋亨梧(現バーミンガム)を例に挙げ、こう説明を加えた。

「モリヤスは過去にセルティックでキョウゴ・フルハシが活躍した際、リーグレベルの差を考慮して複数回外した経緯がある。ソン・フンミンの成功以降、大きな関心を集めるMLSから日本代表デビューを果たす選手が現われるのか。その動向が注目される」

 アメリカとカナダを舞台とするMLSに、熱視線が注がれているのは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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