「美しいスタジアムなのに…」上位対決は0-0ドロー。レイソル指揮官が“ピッチ状態”を指摘「神戸がなぜダイレクトプレーを多用するのか理解できた」

2025年09月12日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「勝点1以上のプレーができていた」

柏のリカルド監督が試合を振り返った。写真:福冨倖希

 開口一番、指揮官が触れたのは"ピッチの状態"だった。

 J1で2位の柏レイソルは9月12日、J1第29節で3位のヴィッセル神戸と敵地ノエビアスタジアム神戸で対戦した。

 前半は押し込まれる展開となったが、集中した守備で耐えると、後半は攻勢を強める。しかし、思うように相手の守りを崩せず。最後まで1点が遠く、上位直接対決は0-0の痛み分けに終わった。

 試合後、リカルド・ロドリゲス監督はまず試合の総括として、至るところで芝生がめくれ上がり、茶色い土がボコボコと露出していたピッチコンディションへの見解を述べた。

「このような美しいスタジアムでの試合だったにもかかわらず、サッカーの話をするのはとても難しい。それは、良いサッカーをするにはとても難しいピッチコンディションだったからです」

 続けて、このピッチが相手の戦術にも影響を与えていると分析。対戦して初めて理解できたことがあると明かした。

「今日プレーしてみて、改めて、神戸さんがダイレクトプレーを多用すること(理由)が理解できました」
 
 困難な状況下での一戦だったが、チームのパフォーマンスについては、勝点1以上の価値があったと評価した。

「勝点1以上のプレーが我々はできていたと思います。守備面ではしっかりと集中して神戸さんの武器であるクロスからの攻撃、そしてセットプレーというところでもしっかり我々は良い守備ができていたかと思います。

 通常のように多くのチャンスを我々は作れていませんが、試合終盤、ジエゴ、そして馬場の決定的なチャンスを2つも作れていましたし、そういう意味では、勝点1以上のプレーができていたと思います」

 ピッチコンディションに苦しみながらも、狙い通りの堅守を披露。手ごたえを胸に、柏は次節、20日にセレッソ大阪のホームに乗り込む。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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