【現地8月3日の主な移籍まとめ】カンドレーバがインテル、G・ジェズスがマンC、カプストカがレスターへ!

2016年08月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

インテルは中国の新オーナーからカンドレーバ獲得資金を調達?

アントニオ・カンドレーバ(ラツィオ→インテル)(C)Getty Images

■アントニオ・カンドレーバ
・29歳/MF/イタリア代表
・ラツィオ→インテル(完全移籍)
・移籍金:2200万ユーロ(約26億4000万円)
 先のEURO2016でも異彩を放った右サイドのスペシャリストが、「ずっとファンだった」と語るネッラズーリへ。インテルはFFP規制で今夏の巨額投資は難しいと見られていたが、今年6月に経営権を取得した中国の蘇寧グループから資金を調達したようで、2200万ユーロを用意。なかなか売却に応じなかったラツィオの首を縦に振らせた。獲得を望んでいた新戦力を得たことで、フロントと補強策で揉めて辞任が噂されたロベルト・マンチーニ監督も留任に傾くか。
 

■ガブリエウ・ジェズス
・19歳/FW/ブラジル代表
・パルメイラス→マンチェスター・C(完全移籍)
・移籍金:3200万ユーロ(約38億4000万円) 
 ポテンシャルはネイマールにも比肩すると謳われる、怪物ロナウドも「私の若い頃によく似ている。素晴らしいキャリアを歩むだろう」と称賛を惜しまない王国の最新タレント。今夏はR・マドリーやバルセロナ、インテルなども興味を示したが、3200万ユーロの巨費を用意したマンチェスター・Cが争奪戦を制した。ブラジルU-23代表の一員としてリオデジャネイロ五輪を戦った後、今年いっぱいはパルメイラスに残り、来年1月からプレミアリーグに参戦予定だ。
 

■バルトシュ・カプストカ
・19歳/MF/ポーランド代表
・KSクラコビア→レスター(完全移籍)
・移籍金:900万ユーロ(約10億8000万円) 
 電撃ドリブルを駆使して両サイドとトップ下で違いを作る新鋭で、EURO2016でも準レギュラーとして活躍。900万ユーロの移籍金でプレミア王者と5年契約を結び、8月3日の親善試合バルセロナ戦でさっそく新天地デビューを飾った。レスターとしては、同じく新戦力のアーメド・ムサ(CSKAモスクワから)とともに、移籍直訴と報じられるリャド・マハレズの退団に備えて先手を打った格好だ。

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