【リオ五輪】トラブル続きのナイジェリアが、綱渡りの当日現地入り。間に合わなければ日本の不戦勝も

2016年08月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

資金難など様々な問題に見舞われ、計4度も移動を見送っていた。

ナイジェリアは現地時間4日の午前7時にアトランタを出発し、午後7時にマナウス入りの予定だという。(C)Getty Images

 リオ五輪の初戦で日本と戦うナイジェリアが、前代未聞のトラブルを抱えている。重要な初戦を明日に控えた現地時間8月3日の段階でも、まだ直前合宿地のアトランタ(アメリカ)に足止めを食っており、試合当日の午後にブラジル入りすることになりそうなのだ。

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 当初は7月29日にアトランタを出発する予定だったが、資金難など様々な問題に見舞われ、計4度も移動を見送っていた。それでも、ようやくチャーター便の調整がつき、4日午前7時にアトランタを出発することになったという。
 
 ただし、マナウスへの移動には約7時間を要する見込みで、到着は午後2時の予定。長時間のフライトの後に各種の手続きを経て会場入りするため、メンタル面・フィジカル面ともに万全とは程遠い状態だろう。
 
 また、天候に大きく左右される航空機の運行状況次第では、午後9時キックオフの試合に間に合わない可能性もある。仮に試合開始90分前に会場入りできない場合は、日本がまさかの不戦勝もありうる。
 
 試合開催も危ぶまれる状況ではあるが、日本の選手たちは、「チーム一丸となって戦うだけ」(遠藤)と集中しており、一切の油断はない様子だ。
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