「もう日本に怯む必要はない」“アジア最強”の称号揺らぐ? 森保Jがアメリカに完敗で韓国メディアが自信「劣等感を払拭できた」

2025年09月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

日韓代表の対アメリカ戦、明暗分かれる結果に

日本はアメリカに0-2で完敗を喫した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 日本代表は9月10日、アメリカ・コロンバスで行なわれた国際親善試合においてFIFAランキング15位(日本は17位)のアメリカ代表に0-2で敗戦。メキシコ戦(0-0)を含めた2連戦を未勝利で終えた。

 この日本の敗戦について、韓国メディア『ファイナンシャルニュース』は、「韓国は米国に勝ち、日本は米国に負けた」と題し、3日前に開催された韓国代表のアメリカ戦(2-0)の試合結果と比較して報道した。

 同メディアは日本の試合内容に触れ、「森保一監督は、0-0で引き分けたメキシコ戦に先発した11人全員を入れ替えたが、結果は期待外れだった」と指摘。「日本はボールポゼッション、シュート、枠内シュートのすべてで劣勢に立たされ、パフォーマンス自体も全く精彩を欠いた」と厳しく評価した。

 また、「日韓サッカーの勢いは明らかに日本に傾いている。韓国は日本に連敗し、国際試合の戦績だけでも屈辱的だ。一方、欧州で鍛えられた選手を擁する日本は、『アジア最強』の称号を事実上独占していた」としたうえで、「しかし、9月の試合は違った」としてこう続けた。
 
「韓国がアメリカに勝利し、メキシコ戦でも勢いを見せたのに対し、日本はどちらの相手にも苦戦し、無得点に終わった。

 この結果を『日本が負けたから韓国が勝った』と単純に片付けることはできない。サッカーは相手の戦術、状況、タイミングによって変化する複雑なスポーツだ。しかし、韓国が日本と比べられるたびに感じていた劣等感と威圧感を一時的に払拭できたことは確かだ」

 記事では、「日本は一度の敗北で簡単に負けるようなチームではない」としながらも、今回の結果について「韓国サッカーがもう日本に怯む必要はないという象徴的なメッセージとなった。かつては"日本無敵"という言葉が当たり前だった雰囲気の中で、今回の親善試合は韓国国民に大きな安心感を与えた」と締めくくっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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