「背後から強烈な蹴り」チャナティップへの危険タックルでイラク10番に即レッド。味方は怒り爆発→殴り合いの乱闘に

2025年09月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

1-0で勝利したイラクが優勝

危険なファウルに見舞われたチャナティップ。状態が懸念される。(C)Getty Images

 キングスカップの決勝戦で乱闘騒ぎが勃発した。アジアほか世界のサッカーニュースを取り扱うベトナムメディア『VnExpress』などが報じている。

 ファイナルはタイとイラクが激突。スコアレスで迎えた75分に、イラクが10番を背負うモハンナド・アリのヘディングシュートで均衡を破る。このゴールが決勝点となり、イラクが1-0で勝利。タイトルを手にした。

 際立つ活躍を見せたアリだが、タイムアップを待たずにピッチを去ることになる。その状況を『VnExpress』は以下のように伝える。

「アディショナルタイム4分、チャナティップ・ソングラシンが中盤でドリブルを仕掛けると、アリが背後から強烈な蹴りを見舞った。マレーシアのナズミ・ナサルディン主審は即座にアリにレッドカードを出したが、この危険なファウルはタイ選手たちの怒りを爆発させた。

 控え選手を含むタイの選手数名がアリに向かって突進し、殴り合いを始めた。乱闘は小さな集団に分かれ、イラクの選手1人がタイのコーチ陣を殴った。イラクの選手たちもすぐに駆け寄り、アリを守るためにピッチから連れ出し、乱闘は終結した」
 
 かつてJリーグの札幌や川崎でも活躍したチャナティップは、膝を負傷したと見られ、担架で運び出された。一方、230万人のフォロワーを持つアリのインスタグラムには、主に英語とタイ語で、このストライカーを批判し、侮辱する何千ものコメントが殺到したという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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