「強いからと言って、試合に勝てるってことはイコールではない」
自身2度目のW杯で無念のGS敗退。本田がブラジル大会を振り返った。(C)SOCCER DIGEST
本田圭佑が元日本代表MF鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルに出場。2014年のブラジル・ワールドカップを振り返った。
アルベルト・ザッケローニ監督が率いた日本は、グループステージの初戦でコートジボワールと対戦。16分に本田のゴールで幸先良く先制したが、後半に2失点。1-2の逆転負けを喫した。
続くギリシャ戦は0-0のスコアレスドロー。迎えた最終節のコロンビア戦。17分に先手を取られるが、前半の終了間際に本田のアシストで岡崎慎司が同点弾。だが後半に3点を奪われ、1-4の敗戦。ザックジャパンは1分け2敗の戦績で、グループステージ最下位に終わり、ブラジル大会を後にした。
「結果が出なかったのは、どんなところに原因が?」。鈴木氏にそう問われると、本田は「終わったので、何も別に言い訳するつもりもないんですけど」と切り出し、次のように語る。
「ブラジル・ワールドカップでは、キャンプ地が涼しかったんですよね。キャンプ地はまず1つ、選ぶのがうまくいかなかったんだろうなと思っていて。試合会場はめっちゃ暑かったんですよ。前日に移動して、めっちゃ暑い場所に行って、そこから試合も、なかなか順応できずに。
だから、かなりキツかったです。コンディションは良くなかった。それはたぶん、キャンプ地選びは必ず(要因として)あったと思いますね。それはでも、結果的に今後に活かしてくれれば、それはそれでいいんですけど」
アルベルト・ザッケローニ監督が率いた日本は、グループステージの初戦でコートジボワールと対戦。16分に本田のゴールで幸先良く先制したが、後半に2失点。1-2の逆転負けを喫した。
続くギリシャ戦は0-0のスコアレスドロー。迎えた最終節のコロンビア戦。17分に先手を取られるが、前半の終了間際に本田のアシストで岡崎慎司が同点弾。だが後半に3点を奪われ、1-4の敗戦。ザックジャパンは1分け2敗の戦績で、グループステージ最下位に終わり、ブラジル大会を後にした。
「結果が出なかったのは、どんなところに原因が?」。鈴木氏にそう問われると、本田は「終わったので、何も別に言い訳するつもりもないんですけど」と切り出し、次のように語る。
「ブラジル・ワールドカップでは、キャンプ地が涼しかったんですよね。キャンプ地はまず1つ、選ぶのがうまくいかなかったんだろうなと思っていて。試合会場はめっちゃ暑かったんですよ。前日に移動して、めっちゃ暑い場所に行って、そこから試合も、なかなか順応できずに。
だから、かなりキツかったです。コンディションは良くなかった。それはたぶん、キャンプ地選びは必ず(要因として)あったと思いますね。それはでも、結果的に今後に活かしてくれれば、それはそれでいいんですけど」
続けて、本田は同大会で「学べたこと」にも言及する。
「強いからと言って、試合に勝てるってことは、イコールではない、と。戦術的に、もうちょっと成熟しないといけなかったかもしれないし、いる選手たちの能力で何とかカバーしようと思い過ぎていた部分があったのかな、とか。
反省するところで言うと、もっとやっぱり、戦術の完成度を高めることはできたんじゃないか。振り返ったら毎回、そんなことは誰でも言えると思うんですけど、それは結果論としてはあると思いますね」
本田が「少なくとも自分がプレーしてきて、一番強かった」と自負する2014年の日本代表。「良い選手たちと良いサッカー観で、実際にどういう相手でも五分五分以上の戦いはできていましたし、オランダが相手だろうと、ベルギーが相手だろうと、そういうのはワールドカップ前にずっと証明してきた」。
間違いなく自信はあったはずだが、「でもそれで勝ち切るっていうことは、またちょっと別のことだったりするわけじゃないですか。詰めが甘かった。それが『結果的に強くなかった』と言われたら、そこまでなんですけど、でも良い選手が揃っていたし、良いサッカーをしていた。悔しかったですね」と無念さをにじませた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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「強いからと言って、試合に勝てるってことは、イコールではない、と。戦術的に、もうちょっと成熟しないといけなかったかもしれないし、いる選手たちの能力で何とかカバーしようと思い過ぎていた部分があったのかな、とか。
反省するところで言うと、もっとやっぱり、戦術の完成度を高めることはできたんじゃないか。振り返ったら毎回、そんなことは誰でも言えると思うんですけど、それは結果論としてはあると思いますね」
本田が「少なくとも自分がプレーしてきて、一番強かった」と自負する2014年の日本代表。「良い選手たちと良いサッカー観で、実際にどういう相手でも五分五分以上の戦いはできていましたし、オランダが相手だろうと、ベルギーが相手だろうと、そういうのはワールドカップ前にずっと証明してきた」。
間違いなく自信はあったはずだが、「でもそれで勝ち切るっていうことは、またちょっと別のことだったりするわけじゃないですか。詰めが甘かった。それが『結果的に強くなかった』と言われたら、そこまでなんですけど、でも良い選手が揃っていたし、良いサッカーをしていた。悔しかったですね」と無念さをにじませた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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