「同じ選手には見えない」昨季33発の日本人エースが不調…元欧州得点王が厳しい指摘。識者は「市場が閉まるまでにいなくなると…」

2025年09月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「昨年とはまったく異なる選手たちになっている」

今季はまだ1ゴールの前田。(C)Getty Images

 日本人選手が4人所属する名門セルティックは、このシーズン序盤に大きく批判されている。

 スコットランドリーグでは開幕から3連勝を飾った。だが、チャンピオンズリーグではカザフスタンのカイラトを相手に得点をあげられず、PK戦の末に出場権を逃した。さらに続くレンジャーズとのオールド・ファームもスコアレスドローに終わり、周囲の不満は増すばかりだ。

 昨季のリーグ得点王かつ年間最優秀選手に輝き、エースとしてサポーターに愛される存在となった前田大然も例外ではない。昨季は古橋亨梧の退団後、CFに転向してゴールを量産した。だが、今季はここまで公式戦で1得点しかあげていない。リーグ戦や欧州の舞台では無得点だ。

 前田は昨季の活躍でプレミアリーグへのステップアップなど、他リーグへの移籍がうわさされた。それだけに、本人がセルティックで集中できていないとの見方もある。いずれにしても、昨季とは違う選手のようとの声は少なくない。
 
 地元紙『Daily Record』によると、英国メディア『talkSPORT』のホストであるアラン・ブラジル氏は「マエダは市場が閉まるまでにいなくなるかもと思っていた。彼は以前と同じ選手じゃない」と話した。

「あまりにも多くのセルティック選手が、気にかけていないとまでは言わないが、昨年とはまったく異なる選手たちになっている」

 このコメントには、宿敵レンジャーズのOBで、ヨーロッパ・ゴールデンシューに2度も輝いたアリー・マッコイスト氏も「同じ選手には見えないね」と同調している。

 オフシーズンのクラブによる補強やチーム編成が騒がれ、ブレンダン・ロジャーズ監督の去就も絶えずうわさになるセルティック。国内で覇権を続けてきたが、モチベーションの低下もささやかれる。新加入の山田新や稲村隼翔はともかく、前田や旗手怜央といった主力への風当たりも強い。

 2025-26シーズンは、前田や旗手にとってどんな一年となるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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