【現地8月1日の主な移籍まとめ】ミリク、ブワシュチコフスキ、ボアテング、川島が新天地へ!

2016年08月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

ミリクはイグアインの後釜という重責を背負う。

アルカディウシュ・ミリク(アヤックス→ナポリ)(C)Getty Images

■アルカディウシュ・ミリク
・22歳/FW/ポーランド代表
・アヤックス→ナポリ(完全移籍)
・移籍金:3200万ユーロ(約38億円)
 ゴンサロ・イグアインをユベントスに奪われたナポリが、3200万ユーロを投下して獲得した新エース候補だ。5年契約で背番号99を選んだ本人は、「ナポリに新しい歴史を作りたい。信じられないような情熱を持ったサポーターを幸せにしたいね」とコメント。移籍決定の8月1日には、本拠地サン・パオロで開催されたクラブ創立90周年記念イベントで早くもファンにお披露された。イグアインの後釜として重責を背負う中、初のセリエAで真価を発揮できるか。
 

■ヤクブ・ブワシュチコフスキ
・30歳/MF/ポーランド代表
・フィオレンティーナ→ドルトムント→ヴォルフスブルク(完全移籍)
・移籍金:500万ユーロ(約6億円) 
 レンタルだったフィオレンティーナからドルトムントに一旦帰還するも、マリオ・ゲッツェ、アンドレ・シュールレ、ウスマンヌ・デンベレらの獲得で2列目は質量ともに充実したチームに居場所はなく、ヴォルフスブルクに完全移籍した。ディーター・ヘキンク監督は「経験豊富な選手は重要だよ。彼はタイトル獲得を目指すということの意味を知っている」と語るなど、パフォーマンスはもちろんそのリーダーシップにも期待が寄せられている。
 

■ケビン=プリンス・ボアテング
・29歳/MF/ガーナ代表
・ミラン→ラス・パルマス(フリートランスファー)
 今年1月に古巣ミランと半年契約を結ぶも、大きなインパクトを残せず、契約延長は勝ち取れなかった。今夏は受け入れ先を探し、中国からもオファーが届いたが、結局はラス・パルマスと1年契約で合意した。躍動的なプレーを、初参戦のリーガ・エスパニョーラで取り戻せるか。
 

■マルティン・モントーヤ
・25歳/DF/スペイン代表
・ベティス→バルセロナ→バレンシア(フリートランスファー)
 インテルとベティスにレンタルされた昨シーズンと同じくバルセロナに居場所はなく契約解除。バレンシアと5年契約を結び、「バレンシアが相応しい位置へ辿り着けるように、クラブに犠牲と献身を尽くす」とコメントした。新天地ではミドルスブラへ移籍したアントニオ・バラガンに代わる新レギュラーとして期待される。

次ページ川島は「第3GKを務める」とクラブが異例の発表をしているが…。

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