「感情に出てしまうのは珍しかった」「これから先はない」久保建英、“因縁”のメキシコ戦を前に号泣した東京五輪の敗戦を回想「すごく記憶に残っている苦い思い出」【現地発】

2025年09月03日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「もうちょっと何かできたんじゃないかなって」

練習後に取材に対応する久保。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 日本代表は9月2日、現地6日に行なわれるメキシコ戦に向けて、オークランドで2日目の練習を実施した。

 トレーニングの後に取材に応じた久保建英が、東京オリンピックのメキシコ戦を回想した。

 東京五輪の日本代表は、グループステージではメキシコに2-1で勝利したものの、3位決定戦では1-3で完敗。メダルを逃し、久保は試合後に号泣して、悔しさを露わにした。

「勝っている相手に、大事な方の試合で負けたというのは、すごく記憶に残っている苦い思い出」

 そう切り出した久保は、「もうちょっと何かできたんじゃないかなって。個人だけじゃなくて、チームを含めてありますけど。やっぱり(準決勝で)スペインに負けてしまって、そこでちょっと燃え尽きたみたいなのがあったのかなと思います」と3位決定戦を回顧した。
 
「1位以外はビリみたいな感覚でずっとやってきた僕が、あんな3位(決定戦)で負けたことで感情に出てしまうというのは珍しかったなと。これから先はないんじゃないかなと思いますけど。自分でも珍しいかなと思いますね」

 親善試合とはいえ、その"因縁の相手"に借りを返す機会がやってきた。誰よりも負けず嫌いのレフティは、リベンジを狙っているはずだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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