W杯まで1年。昨季ブンデス11発の日本代表FWはなぜ移籍を決断したのか「チームが降格した中で…」【現地発】

2025年09月02日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「1部でやりたかった」

6月シリーズに続いて招集された町野。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 昨シーズンのブンデスリーガで11ゴールを挙げたホルシュタイン・キールの町野修斗は、ドイツの古豪ボルシアMGに移籍。"個人残留"を果たした。

 9月1日に行われた日本代表の練習後、取材に応じた25歳のストライカーは、移籍を決断した理由を、「1部でやりたかったですし、より歴史のあるクラブというか、上を狙えるチームに移籍できたので」と話す。

 ワールドカップまで1年、リスクがある中での選択だったが、「昨シーズン、ブンデスで11点取って、チームが降格した中で、5大リーグというか、トップトップでやることが自分の成長にも繋がりますし、ワールドカップという大きな目標にも繋がってくるのは、ある程度わかっていた」という。
 
「1年で結果を出さないといけない中で、移籍したので、もう本当に1日でも早く慣れる必要がありますし、そこの危機感というか、やらなきゃいけないというのは、キールに残留するよりかは、意識というのはかなりありますね」

 レギュラーが見込まれているキールではなく、競争が激しいボルシアMGへの挑戦を選択した町野。日本代表でも、現状はW杯メンバーの当落線上にいるだけに、高いレベルに身を置き、さらにレベルアップする必要があると感じたようだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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