日本代表MF伊東純也が、古巣復帰後初ゴールを決めた。

　現地８月28日に開催されたヨーロッパリーグ（EL）プレーオフ第２レグで、今夏に伊東が加入したベルギーのヘンクが、ポーランド王者レフ・ポズナンとホームで対戦。１－２の逆転負けを喫したものの、アグリゲートスコア６－３で勝利し、本大会出場を決めた。

　このゲームに先発した伊東はスコアレスで迎えた31分、ペナルティエリア内でパスを受けると、素早いターンで前を向き、相手の意表を突いた右足のアウトサイドシュート。上手くファーサイドに流し込んで先制点を奪ってみせた。
 

　ヘンク復帰後初ゴールをマークした日本人アタッカーをベルギーメディアは称賛。『VOETBALKRANT.COM』は「ホームの観客は、ヘンクに復帰した伊東を大歓迎だ。この日本人は敵陣ペナルティエリア内でマークにつく相手を振り切り、ボールをゴールに押し込んだ」と伝えた。

　また、『HBVL』は「ナンバーワンだ」とし、「ファンの人気者である伊東にとって、馴染みのある本拠地での復帰戦。彼は味方からパスを受け、クロスのようなシュートを巧みに決めた。止められない一撃だった」と称えている。

　得点後には自分の背番号10を指さし、喜びを表現した伊東。今季はどこまで数字を伸ばせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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