「パレスはエゼを失った影響を如実に示した」と英国人記者が指摘。後釜として狙う2選手は?【現地発】

2025年08月26日 スティーブ・マッケンジー

プレミア開幕2戦勝ちなし

パレス対フォレストは1-1のドローに終わった。(C)Getty Images

 8月24日、私はプレミアリーグの第2節クリスタル・パレス対ノッティンガム・フォレスト戦を取材した。

 パレスは開幕節、スコアレスドローに終わったものの、チェルシー相手に敵地で非常に良い戦いをした。しかし、今節は同じようにはいかないだろう。なぜならチームの象徴であるエベレチ・エゼがアーセナルへ移籍してしまったからだ。

 エゼはパレスのファンから絶大な人気を誇っていた。そして最近では昨季のFAカップ決勝・マンチェスター・シティ戦(1-0)での決勝ゴールが、記憶に残る彼のパレスへの大きな貢献の1つとなった。

 パレスはそんなチームで最も影響力のある選手を失ったが、その穴を埋めるために、2選手をターゲットにしている。その1人がビジャレアルのジェレミ・ピノ、そしてもう1人が、クラブ・ブルージュのクリストス・ツォリスだ。エゼの売却で、クラブはこの両選手の獲得できる資金は確保しているはず。夏の移籍市場の期間も残り少なくなっているため、迅速に補強する必要があるだろう。
 
 ノッティンガム・フォレスト戦では、懸念していた通り、エゼ不在の影響を如実に示した。彼がもたらすひらめきや守備から攻撃へ切り替わるスピードが明らかに欠如していた。さらに相手はエゼの脅威に恐れる必要がないため、余裕をもって戦っているようにさえ見えた。 

 それでもパレスは36分にイスマイラ・サールの美しいフィニッシュで先制。1-0とリードして前半を終えたが、57分にカラム・ハドソン=オドイのゴールで同点弾を献上。結局、試合は1-1の引き分けで終了した。

 パレスは、ベストプレイヤーをビッグクラブに奪われることに慣れているが、ファンの立場なら、チームが成長を続けていただけに失望は小さくないだろう。彼らはFA杯ではシティ、コミュニティ・シールドではリバプールを破ってトロフィーを獲得している。今季の戦いが大いに期待されているチームだ。エゼの移籍により後退しなければいいが…。

著者プロフィール
スティーブ・マッケンジー(Steve Mackenzie)/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーター。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で出版した。

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