4-0快勝で首位再浮上の京都。FC東京戦で曺貴裁監督が残念に思うことは?「アクシデントだと問われるが…」

2025年08月25日 渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

先日のプレミアリーグでも同様のシーンが

曺監督は、プレスを怠らなかった選手たちを称えた。(C)SOCCER DIGEST

 京都サンガF.C.は8月24日、J1第27節でFC東京と敵地で対戦し、ラファエル・エリアスの3ゴールとCB鈴木義宜の得点で4-0で快勝。前日に同節を終えていた鹿島アントラーズに勝点で並び、得失点差で上回り、再び首位に躍り出た。

 京都の曺貴裁監督は、「点差ほど大差はなかったと思いますが、このデッドヒートのリーグ戦、最後のラストスパートに、得失点差も含めて非常に良い勝ち方ができた」とコメントした。

 13分のチーム2点目は、相手ゴールキックの際に前から奪いにいったR・エリアスがFC東京GKキム・スンギュに倒されて得たPKから。また、81分のチーム4点目もキム・スンギュから東慶悟へのパスに松田天馬がプレスをかけ、こぼれ球をR・エリアスが流し込んだものだった。

 運を味方につけたような得点にも見えそうだが、指揮官の見解は違っていた。
 
「僕は相手のゴールキックがチャンスになると思っていて、それを(狙う戦い方を)今までもずっと愚直に繰り返していました。それが今日は直接的に得点につながるような試合でしたけど、昨日今日言ったわけじゃなくてずっと言い続けていることです。

 この前のプレミアリーグのマンチェスター・シティとトッテナムの試合(2-0でトッテナムが勝利)でもそういうゴールが生まれていますし、ああいうことは信じ続けていないと出てこない。でも、ああいうゴールをゴールのひとつではないアクシデントだと問われる時があるのは監督として僕はすごく残念に思っています」

 23日に行なわれたプレミアリーグ2節のマンチェスター・Cとトッテナムの試合でもFC東京戦の2点目と同様のシーンがあった。前半終了間際に、DFがGKへ蹴ったゴールキックにプレスを仕掛け、トッテナムが追加点を奪っていたのだ。

 京都がFC東京戦で見せた2得点は、常に狙い続けていたからこそ奪えたものだったと、曺監督は選手たちの愚直な姿勢を称えた。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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