【G大阪】勝利後の新名物「ガンバ・クラップ」!? EUROで有名となった「ヴァイキング・クラップ」を取り入れ、遠藤保仁は「良いか悪いか分からないけど…」

2016年07月31日

EURO2016を通じて有名となった「ヴァイキング・クラップ」が、Jリーグに進出。

キャプテンの遠藤を先頭に、リズムに合わせて選手たちとサポーターが手拍子し、最後は心をひとつにした。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 
 第2ステージ6節G大阪対広島戦後、G大阪サポーターとG大阪の選手たちが一体となって行なった"勝利の儀式"は、これから新名物となりそうだ。

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 スタンドのサポーターに向きったG大阪の選手たちが両手を広げ、リズムに合わせて頭上で手を叩く。すると徐々にそのテンポが速まり、最後はサポーターと選手の手拍子がひとつとなり、心もひとつになった。
 
 これは6月10日から7月10日まで開催されたEURO2016で、大会の目玉となった儀式を取り入れたものだ。通称「ヴァイキング・クラップ(チャント)」「サンダー・クラップ」と呼ばれ、アイスランド代表が披露し、EUROを通じて一躍有名となった。
 
 一部報道によれば、発祥はスコットランドのクラブ、マザーウェルとされ、対戦相手だったアイスランドのクラブが取り入れ、代表のセレブレーションとして定着したという。
 
 そんなヴァイキング・クラップが、いまやJリーグにまで進出。G大阪や横浜が第2ステージで見せているのは、まさにそれだった。
 
 キャプテンの遠藤保仁は、新たな勝利の儀式について「サポーターの方から要望が来たので、それをやっただけ」と、さほど興味はなさそうな雰囲気を漂わせたが、一方でこう続けている。
 
「(新たしい勝利の儀式が)良いか悪いかは知らないですけど、せっかく良いスタジアムですし、どのチームもああいうのをやっていないので、新しいものをトライしながら、ああいうのをやり始めるのはいいことなのかなと思います」
 

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