「3バックがすごく怒られた」町田、0-0ドロー横浜FM戦の裏にあった黒田剛監督の“叱責”。8連勝も菊池流帆は危機感「運で勝ってきた」

2025年08月24日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「これまでは晃生のセーブがあったからこそ勝っていた」

町田のDF菊池が横浜FM戦を振り返った。写真:滝川敏之

 FC町田ゼルビアは8月23日、J1第27節で横浜F・マリノスと敵地で対戦。0-0ドローに終わった。

 チャンスを作りながらも、最後まで1点が遠かった。3バックの中央で先発したDF菊池流帆は、セットプレーなどから得点を取り切れなかった点に悔しさを露わにした。

「やっぱり、こういう厳しい試合で点を取ってこそ、自分の存在意義があると思う。そこで点を取れないのは、出ている意味がないぐらいのレベルです」

 ただ、守備では最終ラインの3枚が集中した守りを披露した。ひとりのミスで相手に背後へ抜け出されても、もうひとりがすぐさまカバー。菊池、昌子源、岡村大八の3バックの連係は試合を重ねるごとに洗練されてきている印象だ。
 
 そんななか、横浜FM戦で安定した守備を見せられた要因として、試合前のミーティングで黒田剛監督からの厳しい言葉があったと菊池は明かす。

「試合前のミーティングで、3バックの僕らがすごく怒られた。これまでは本当に、(GK谷)晃生のセーブがあったからこそ勝っていた。相手に打たせるなと。打たせてしまっている状況を怒られましたし、そこで僕らが本当にもっとやらないなといけないと思いました。しっかり締められたので、そこをしっかり遂行しようと。気合は入っていました」

 ここまでクラブ記録の8連勝を飾りながらも、「(これまで勝った試合では)かなり決定機を作られていた」「運で勝ってきたところもすごく大きい。もっと実力で勝っていかないと」と唇を噛んだ菊池。チームとしても個人としてもパフォーマンスには全く納得はいっていない。

 28歳のCBは、指揮官からの叱責をしっかりと胸に刻み、決して満足することなく、J1制覇に向けて走り続ける。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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