「エンドウはエリートレベルに対応する力がない」リバプール地元メディアがまさかの主張…守備的MFの補強を提言「ボールを奪うタイプがいない」

2025年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「エンドウは誠実で経験豊富だが…」

開幕戦では右SBに入った後、ボランチに上った遠藤。(C)Getty Images

 遠藤航が加入した2023年夏、リバプールは中盤が大きく変わった。黄金期を支えた面々が去ったのだ。そのなかでも、ファビーニョの退団による穴は、今でも埋められていないとの見方がある。

 専門サイト『Anfield Index』は8月17日、リバプールがプレミアリーグ連覇などのタイトルを目指すには、守備的MFの補強が必須だと主張した。ライアン・フラーフェンベルフらはタイプが異なり、遠藤では不十分と指摘している。

 同メディアは「ファビーニョ退団から、リバプールには本物のボールを奪うタイプがいない」と伝えた。

「フラーフェンベルフは才能ある選手だが、8番タイプを無理に6番にしたようなものだ。身体能力の高さと技術スキルは明らかだが、最終ラインを守るために必要とされるポジショニングの感覚や守備面の直感は彼の長所ではない」

「エンドウは誠実で経験豊富だが、ボーンマス戦で投入されたときは、スローで効果的ではないようだった。スタメンとして支えるより、試合を締めくくるための選択肢のようだ。ピッチが広くなり、試合がオープンになったときに、日本代表主将はシンプルにエリートレベルに対応する力がない。だがそれは、このチームに確実に必要とされるものだ」
 
 また、Anfield Indexは「アレクシス・マカリステルとドミニク・ソボスライはともに、もっと高い位置で活躍する。今夏の目玉補強であるフローリアン・ヴィルツは、守備の堅さよりも創造性で厚みをもたらす選手だ」と続けている。

「アルネ・スロット監督がスキームをつくり、構造をいじることはできる。だが、本格派の破壊者が中央にいなければ、相手に素早く速攻を仕掛けられるたびに、リバプールは脆弱なままとなるだろう」

「ファビーニョの代役不在はあまりに長引きすぎている。素晴らしいシーズンを危険にさらしかねない。リバプールが不安を抱えるよりも堂々と王座を守りたいなら、中盤の盾はぜいたく品ではなく必要なものなのだ」

 監督交代で出場機会が激減した昨季も、遠藤はシーズン半ばからクローザーとしての役割で信頼を勝ち取った。だがまだ、本職の役割を先発としてこなすには不十分とみられているのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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