川崎の小林がクラブ記録の6試合連続弾!湘南を3-2で下し首位をキープ

2016年07月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

車屋が躍動し、2点に絡む活躍。小林が決勝点となる3点目。

CKにヘッドで合わせてチームの3点目を挙げた小林(11番)。クラブ新記録となる6試合連続弾を決めた。(C)SOCCER DIGEST

[J1第2ステージ6節]湘南2-3川崎 7月30日/BMWス
 
 J1第2ステージ6節の湘南対川崎が7月30日、Shonan BMWスタジアム湘南で行なわれ、川崎が3-2で勝利した。
 
 立ち上がりから試合のペースを掴んだのは川崎だった。ポゼッション率を高めて湘南を押し込み、相手陣内でサッカーを展開。選手の距離感を適正に保ち、小気味良いパスワークでチャンスを作った。
 
 しかし、中村のミドル、橋本のFKが、いずれもバーを叩いてゴールには至らない。
 
 すると、湘南が息を吹き返す。高い位置でのアグレッシブなプレスでボールを奪い、カウンターを発動。右クロスに合わせて高山がシュートを放てば、左からのクロスには藤田征が飛び込んでゴールを狙った。
 
 いずれもフィニッシュの精度を欠いたものの、徐々に攻撃の形が作れるようになっていった湘南は、30分のCKでもフリーで菊池がヘッドを放ち、ビッグチャンスを作った。
 
 しかし、先手を取ったのは川崎だ。32分に中村からの横パスを受けた車屋が、1対1でDFをかわし、そのままシュート。これがGKの手を弾いてネットを揺らし、川崎が先制に成功した。
 
 後半に入ると、川崎は早々の48分に追加点を奪う。またも中村のスルーパスを受けた車屋が左サイドを突破し、グラウンダーのクロスを供給。これに大久保が詰めてゴールに押し込んだ。
 
 さらに川崎は60分のCKを、小林が頭で合わせて3点目。小林はクラブ新記録の6試合連続ゴールを達成した。
 
 その後、湘南は猛反撃を見せ、大竹とA・バイアのゴールで1点差まで詰め寄った。しかし、あと1点が奪えないまま、試合終了の笛が鳴った。

 5ゴールが生まれた打ち合いは、3-2でアウェーチームが勝利。川崎がリードを守りきり、年間、第2ステージともに首位をキープした。
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