原のスーパーゴールも浦和に惜敗の名古屋。リーグ3連敗、4戦未勝利で依然として下位に低迷

2025年08月16日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

前半の2失点で苦しい展開に

浦和戦ではゴールを奪えなかった稲垣。(C)SOCCER DIGEST

 2025年8月16日、名古屋グランパスが埼玉スタジアム2002で浦和レッズと対戦。東京ヴェルディとの天皇杯ラウンド16(2−1と勝利)から中2日というタイトなスケジュールの中、以下の先発メンバー(ピサノ・アレックス幸冬堀尾、佐藤瑶大、三國ケネディエブス、原輝綺、中山克広、椎橋慧也、稲垣祥、和泉竜司、森壮一朗、山岸祐也、キャスパー・ユンカー)で臨んだ。

 アウェーながらも積極的にハイプレスを実践した名古屋だが、7分にいきなり失点。ゴール正面からの小森飛絢のミドルでゴールを奪われたのだ。

 0−1とリードされた名古屋は開始直後のリズムをなかなか取り戻せず、浦和にチャンスを与えそうな場面が目立った。ボランチと最終ラインの間にあるスペースを使われ、カウンターを食らう場面が何度かあったのだ。

26分の決定機をフイにすると、32分にはマテウス・サヴィオに右足で華麗なコントロールショットを決められた。35分にもならないうちに0−2。名古屋は明らかに苦しい展開を余儀なくされた。

 懸命の反撃も実らず、前半を終了。ストレスを募らせる45分間となった。
 
 迎えた後半、名古屋は勢いよく前に出る。圧力を強めて敵陣内に入ると、山岸やK・ユンカーらの個人技でゴールをこじ開けようとした。しかし時間の経過とともに浦和にペースを握られ、スムーズなアタックを繰り出せなかった。

 最終ラインでボールを保持しても、そこから効果的なパスが入るケース少なくチーム全体が停滞。攻略の糸口を見出せないまま60分を過ぎたが、相手の一瞬の隙を突いて66分に原の弾丸ボレーで1点を返す。これで勝負は分からなくなった。

 ただ、後が続かない。サイドを起点に崩しにかかるも浦和の粘り強い守備に手を焼き、83分の絶好機もGK西川周作の好守に阻まれた。

 結果的に交代策も奏功せず、浦和に1−2と惜敗した名古屋。リーグ3連敗、4戦未勝利で依然として下位に低迷している。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの妻たち"

【画像】"令和の白ギャル"ゆうちゃみ特別ギャラリー。エスパユニ姿でアイスタに降臨!

「もうどこかに行ってくれ」「J1リーグでは規格外」"無双状態"のストライカーが森保ジャパンにさらなる刺激をもたらすか
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事