鄭大世が涙…長友佑都「苦しすぎました」のひと言に感銘「心を押し殺して前に出て盛り上げることが如何に大変か」

2025年08月13日 サッカーダイジェストTV編集部

「あれがどれだけ辛いことか」

5大会連続のW杯出場を狙う長友。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 元Jリーガーで現在は解説者の鄭大世氏が先のE-1選手権を見ていて面を食らった出来事があった。

「中国戦の後、長友選手が『苦しすぎました。苦しいのひと言です』と言ったんです。それに驚きとともに、感動してしまって。やっぱり、そうだよねって」

 長友が代表戦のピッチに立ったのは、2022年カタール・ワールドカップのクロアチア戦以来だった。北中米ワールドカップのアジア最終予選は全てメンバー外で、E-1選手権の中国戦が約2年7か月ぶりの出場試合だったのだ。

「長友を見ていると、試合に出られなくてもその状況を楽しんでいるように見えました。『そんなに辛くないのかな』って思っていた方は多いはずです。でも、プロの世界でベテランを経験していると分かるんですよ、あれがどれだけ辛いことかを。

心を押し殺して前に出て盛り上げることが如何に大変か。感情に逆らうアクションに費やすエネルギーって凄まじいですからね。だから、今回長友の『苦しすぎました』を聞いて涙が出ました。やっぱり、そうだよね、苦しいよねって」
 
 目には見えない苦しさを抱えながら振る舞う。正直、簡単なことではない。

「周りには当たり前のように見えることを、本人はえげつない苦しみの中で演じている。長友は人としても本当に素晴らしいと思います」

構成●サッカーダイジェストTV編集部

【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの妻たち"

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介

「もうどこかに行ってくれ」「J1リーグでは規格外」"無双状態"のストライカーが森保ジャパンにさらなる刺激をもたらすか
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事