「明日にでも退団するかもしれない」欧州王者の韓国至宝が電撃移籍か!“戦力外状態”で「出場時間に不満」と母国報道

2025年08月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「出場時間を確保するのは容易ではない」

去就が注目されているイ・ガンイン。(C)Getty Images

 昨季のチャンピオンズリーグ(CL)を制したパリ・サンジェルマンの韓国代表MFイ・ガンインは今夏の去就が注目されている。

"韓国の至宝"は加入2年目の昨シーズン、前半戦こそ偽のCFなどで出番を得ていたものの、ウスマンヌ・デンベレのCF起用がはまり、冬にフビチャ・クバラツヘリアが加入すると、出番が激減。CLの決勝トーナメントでは、ほとんど出番をもらえなかった。

 その状況は現在も変わっていない。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は8月11日、「イ・ガンインは明日にでもPSGを退団するかもしれない」と見出しを打ち、フランスメディアの報道を元に次のように報じた。

「PSGのルイス・エンリケ監督は依然として戦力外と判断した選手を抱えているため、新たなサプライズ移籍の可能性も否定できない。特に、ゴンサロ・ラモスとイ・ガンインがPSGの選手管理において犠牲にされるのではないかとの見方がある。攻撃陣のポジション争いは熾烈だ。デンベレ、デジレ・ドゥエ、クバラツヘリア、ブラッドリー・バルコラといった選手の控えで、出場時間を確保するのは容易ではない」

 記事によれば、パリSGの内情に詳しい『RMC Sport』のホーキンス記者も、「イ・ガンインとゴンサロ・ラモスは比較的出場時間が限られている。移籍許可はまだ出ていないが、明日にでも興味を示すクラブが現われ、出場時間が限られていることを踏まえて、選手本人が移籍を希望すれば、移籍の可能性はある」との見解を示している。
 
『スポーツ朝鮮』は、「ホーキンス氏の分析によると、イ・ガンインは出場時間が限られており、序列も低いため、夏の移籍市場で新たな選択肢を検討せざるを得なくなる可能性がある。ワールドカップ開幕まであと1年というなか、2001年生まれのイ・ガンインが現在絶頂期にあることを考えると、控え選手としてのプレーには懸念がある」とし、こう続けている。

「具体的なオファーはまだ発表されていないものの、移籍市場が本格的に再開されれば状況は劇的に変化する可能性がある。結局のところ、イ・ガンインの今夏の去就は、PSGのチーム運営と外部クラブの動向に大きく左右されるだろう。確かなのは、彼の去就は依然として謎に包まれているということだ」

 また、同じく韓国の『マイデイリー』は12日、「出場時間に不満。イ・ガンイン、PSG退団決心。マンチェスター・ユナイテッド移籍説が再燃」と出した記事を掲載。フランスメディアの情報として、次のように伝えた。

「イ・ガンインは2年でPSGを離れることを考慮している。現在の出場時間が足りない状況で、より多くの試合に出て役割を果たしたい。今夏の移籍市場での選択がキャリアの重大な転換点になるだろう。マンチェスター・ユナイテッドとナポリは依然としてイ・ガンインに関心を示している」

 24歳のレフティは、2年で花の都を離れるのか。今後の動向に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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