「メッシに監督を決めてもらう」――元アルゼンチン代表MFリケルメが仰天プランを提案!

2016年07月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「非難する意味が分からない」とリケルメはメッシを擁護。

現役時代は独特のプレーリズムで観る者を魅了し続けたリケルメ。母国の窮地に対しても独自の意見を投げかけた。※写真は2007年のもの。 (C)REUTERS/AFLO

 現在、アルゼンチン・サッカー界はリオネル・メッシの代表引退やヘラルド・マルティーノ辞任後から決まっていない代表監督人事問題、そして財政難によってFIFAの監視下に置かれるなど、様々な問題を抱えている。
 
 そんな悩める同国に対して、元アルゼンチン代表MFのファン・ロマン・リケルメが、驚きの提案をしたと『ESPN』や『FOX Sports』などが伝えている。
 
 7月29日にセビージャのホルヘ・サンパオリ監督に、「今セビージャを離れるのは無責任なこと」とオファーを正式に蹴られた代表監督人事についてリケルメは、「俺の意見を言わせてもらうと、もうメッシに代表監督選んでもらうのが良いと思う。もちろんコーチもだ。彼はアルゼンチンを勝利に導ける唯一の存在だ」と仰天プランを明かした。
 
 コパ・アメリカ・センテナリオ終了後に引退したメッシに対して国内で非難の声も上がったことについては、「世界最高の選手だと誰もが理解しているのに、非難する意味が分からない。全てのアルゼンチン人は彼が戻ってくるように手を取り合うべきだ」と擁護する姿勢を見せた。
 
 また、他に推薦する次期代表監督を問われたリケルメは、「カルロス・ビアンチ(現在フリー)が値すると思う。4度の南米制覇、3度の世界一になった監督なんて他にいないだろ?」とボカ・ジュニアーズ時代に師弟関係にあった名将を指名した。
 
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