「頼れるベテランだ」まさかの逃げ切り失敗も…途中出場の遠藤航を現地メディアは高評価!「守備の安定性を高めた」

2025年08月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

PK戦でパレスに敗戦

71分からピッチに立った遠藤。(C)Getty Images

 まさかの逃げ切り失敗となった。

 現地8月10日にウェンブリーで開催されたコミュニティ・シールドで、遠藤航が所属するプレミアリーグ王者のリバプールが、鎌田大地を擁するFAカップ覇者のクリスタル・パレスと対戦。2度のリードを追いつかれ、2-2で突入したPK戦で2-3と敗れて、タイトルを逃した。

 ベンチスタートとなった遠藤は、1点リードの71分に途中出場。ボランチに入ると、得意のボール奪取を披露し、守備の強度を高めた。

 77分に同点とされたため、クローザーとしての役割は果たせなかったものの、地元メディアの評価は上々だ。リバプールの専門サイト『THIS IS ANFIELD』は、6点をつけ、「頼れるベテラン選手が持ち前のプレーを披露。タックルも数多く、パワーも十分」と称えた。
 
『Liverpool.com』も6点で、「守備の安定性を高めたが、短い出場時間で大きなインパクトはなかった」との評価。同じ点数の『Liverpool Echo』は「リバプールの中盤に必要な守備の落ち着きを与えることはできなかった」とやや辛口だった。

 チームは敗れたものの、32歳の日本代表戦士は約20分間のプレーを見る限り、コンディションは良そうだ。リバプール3シーズン目に向けて、準備は整っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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