「まるで大迫勇也」ため息の出るような“神トラップ”。なぜ彼がE-1選手権を戦う日本代表に選ばれなかったのか

2025年08月10日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

今後がむしろ楽しみなタレント

横浜FM戦で好プレーを見せた染野。(C)SOCCER DIGEST

「まるで大迫勇也のように、ボールをピタッと止める選手がいる」

 2025年8月9日の東京ヴェルディ対横浜F・マリノス戦(東京Vが1−0で勝利)で、神業レベルのトラップをする選手がいた。

 6分、横浜FMのDFトーマス・デンを背負いつつ後方からのロングフィードを右足アウトでピタッと止めると、前半アディショナルタイムの45+1分にもGKマテウスのゴールキックを再び右足アウトで収めた。どちらもため息の出るような神トラップだった。
 
 地味ながらもかなりの高等テクニック見せつけたのが、東京Vの染野唯月である。今季リーグ戦でのゴール数こそ「2」と物足りない印象だが、ポストプレー、献身的な守備は目を見張るものがある。

 個人的にはなぜ彼がE-1選手権に臨む日本代表メンバーに選ばれなかったのか、と思う。あれだけ素晴らしいトラップを一度ならず、二度も完璧に体現した技術は本物。まだ23歳と伸びしろは十分で、今後がむしろ楽しみなタレントだ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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