なぜ欧州制覇4度を誇る超名門は28歳の日本人DFと大型契約を結んだのか「我々は長い間、慎重に進めてきた」

2025年08月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クラブ史上初の日本人選手」

オランダの超名門アヤックスに加入した板倉。(C)Getty Images

 オランダの強豪アヤックスは現地8月8日、ボルシアMGから日本代表DF板倉滉を獲得したと発表した。

 契約期間は2029年6月までの4年+1年の延長オプション付きで、ドイツ『スカイ』のフロリアン・プラッテンベルク記者の事前報道によれば、移籍金は1050万ユーロ+最大200万ユーロのボーナスで総額1250万ユーロ(約21億円)。28歳としては大型契約と言えるだろう。

 なぜ、4度のチャンピオンズリーグ制覇を誇る超名門は、この日本代表を獲得したのか。テクニカルディレクターのアレックス・クロース氏はクラブの公式サイトを通じて、こうコメントを発表している。
 
「コウがアヤックスと契約を結んだことを大変嬉しく思う。これは、我々が長い間慎重に進めてきた契約だ。彼はクラブ史上初の日本人選手となり、特別な節目となる。コウは、我々の守備陣に必要な経験と安定感をもたらしてくれる」

「デュエルに強く、ボールコントロールに優れ、戦術的にも優れている。彼のメンタリティとリーダーシップは、チームを導く上で重要な役割を担うだろう。彼がアヤックスのユニホームを着てプレーする姿を見るのを楽しみにしている」

 伝統の攻撃サッカーを支えるディフェンスリーダーに相応しいCBとして、以前より獲得を狙っていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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