「最高級のMFだったが…」まさか!なぜ主軸だった日本代表戦士が“スタメン剝奪”の危機に瀕しているのか。地元メディアが見解「疑う声がある」

2025年08月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「大柄な選手を重視するなら、タナカは外される」

昨季は昇格の立役者となった田中。(C)Getty Images

 リーズの田中碧は先日、ビジャレアルとのプレシーズンマッチでベンチスタートだった。中盤が強化されたなかでのダニエル・ファルケ監督の采配に、日本代表MFの今後が注目されている。

 ビジャレアル戦でスタメンに名を連ねたのは、イーサン・アンパドゥと新加入のショーン・ロングスタッフ、アントン・シュタッハ。途中出場した26歳について、専門サイト『Leeds United News』は8月5日、ファンから人気だが、フィジカルへの懸念が取り沙汰されたことを指摘した。

 同メディアは「昨季、アオ・タナカはファンのお気に入りだった。技術的な才能に恵まれ、プレミアリーグにもふさわしいオーラと優雅さでチャンピオンシップのピッチを走り回る最高級のMFだった」と報じている。

「だが、シーズンが終わると、リーズでタナカや彼のフィジカルのなさを疑う声があるとの報道が浮上した。確かに、(昨季の)ルートン戦の失点はタナカが競り負けてロストしたところからだった。その後もミドルスブラ戦など、何度かあったことだ。プレシーズンでもユナイテッドやビジャレアルとの試合でタナカがポゼッションを失う場面があった」

「プレミアリーグでこういったミスはやられてしまう。高い位置でボールを失う余裕はあっても、最終ラインの前だったら? ルートン戦のように、失点につながることはほぼ確実だ」
 
 さらに、Leeds United Newsは「もちろんまだプレシーズンであり、ファルケ監督は開幕に向けてスタメンを確定させていないのかもしれない」と続けた。

「だが、(ファルケ監督は)アンパドゥの両脇にロングスタッフとシュタッハを並べるスタメンにした。フィジカル、強さ、空中戦でのパワーを備える中盤だ。リーズが屈強かつシンプルに大柄な選手を重視するなら、タナカは外される」

 昇格における田中の貢献度は絶大だった。ただ、世界最高峰と言われるプレミアリーグが厳しい舞台であることも事実だ。昨季のように主軸として出場機会を確保していけるのか。1部挑戦の新シーズン、さらなる飛躍を期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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