「もうどこかに行ってくれ」「J1リーグでは規格外」“無双状態”のストライカーが森保ジャパンにさらなる刺激をもたらすか

2025年08月04日 サッカーダイジェストTV編集部

今季は9ゴール・3アシスト

E-1選手権でも攻撃に変化をつけた宮代。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

「J1リーグでは規格外」

 識者の河治良幸氏がそう太鼓判を押したストライカーが、ヴィッセル神戸の宮代大聖だ。

「おそらく他クラブのファン・サポーターは『もうどこかに行ってくれ』と思っているかもしれません。それこそJ2リーグでゴールを量産していた頃の小川航基選手みたいな感じです」

 実際、今季J1リーグで首位をキープする神戸の原動力で、リーグ20試合に出場して9ゴール・3アシストとここまで十分な結果を出している。シーズン序盤こそ苦しんだが、今はいわゆる"無双状態"だ。河治氏も次のように宮代の活躍を評している。

「良い意味で大迫(勇也)選手や武藤(嘉紀)選手のコンディション不良や不在を忘れさせてくれる存在で、神戸の前線を文字通り牽引しています。世代別の代表では久保建英選手とコンビを組んでいた選手ですから、A代表に定着してほしいです」
 
 E-1選手権は無得点に終わったものの、ずば抜けた推進力は森保ジャパンでも大きな武器になるだろう。

「E-1選手権では宮代選手が持ち前の推進力で相手を剥がして、そのズレをジャーメイン(良)選手が上手く活用してゴールを奪うとか、そういうシーンが多かったですよね」

 「いつ海外に行ってもおかしくない」(河治氏)という宮代が今季、神戸をリーグ3連覇に導くようなパフォーマンスを見せれば、W杯出場への道もグッと開けるかもしれない。少なくとも、森保ジャパンにさらなる刺激をもたらす戦力になる。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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