Jリーグ新導入の“8秒ルール”。GK西川周作が実体験から感じた問題点「受け手が理解しないと成り立たない」

2025年08月03日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「フィールドプレーヤーはすごく苦しいかも」

”8秒ルール”に独自見解を示した西川。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグで8月導入の「GKの8秒ルール」。GKがボールを手で保持可能な時間が6秒から8秒に変更される規則を指す。主審はGKがボールを手にしてからカウントをスタートし、5秒前から手を挙げて残り秒数を示す。反則した場合、CKで再開する。

 この新規則について、すでにクラブワールドカップで体感したGK西川周作(浦和レッズ)は「夏場からの運用なのでフィールドプレーヤーはすごく苦しいかもしれない」と独自の見解を示した。

「押し込まれている状況でGKがキャッチした時、そこで時間の使い方を気にするのはきついと思います。このルールに苦戦するGKやチームは出てくるかもしれませんね、この夏は」
 
 西川の場合、クラブワールドカップでは「主審が手を挙げるのをあえて待ちました。そこからの5秒でどうするかを判断しました」。そこでの問題は「受け手がその判断を理解しないと成り立たない」という点だ。

「相手が嫌がるスペースにボールを蹴れるように、その8秒でしっかりと考えたいです。

 この8秒ルール導入が試合の流れにどう影響するかは興味深い。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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