「なんでサブの番号をつけなきゃいけないんだ」神戸の“エース番号”着用を懇願された大久保嘉人、当初は嫌々だった!驚きの事実を告白「それなら、移籍を考えます」

2025年08月03日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「めちゃくちゃ好きになりました」とも

WORLD DREAMSの一員としてプレーした大久保氏(左)。写真:鈴木颯太朗

 J1リーグを2連覇中のヴィッセル神戸といえば、13番がエースナンバーとして知られている。"ミスター神戸"の永島昭浩氏が纏った背番号だ。

 ただ、J1リーグの最多得点記録を持つ元日本代表FWの大久保嘉人は当初、嫌々つけていたという。

 8月2日に開催された「ヴィッセル神戸30周年記念チャリティーマッチ KOBE DREAMS vs WORLD DREAMS」に出場した大久保は、試合前に実施されたトークイベントにも登壇。永島氏を前に、こう打ち明けた。

「最初は13番が嫌でしたね。僕がハワイにいた時に、(神戸から)オファーが来て、(当時の代表取締役社長だった)安達(貞至)さんから『13番をつけてくれ』と言われて。ちょっと待ってと。なんでそんなサブの番号をつけなきゃいけないんだと思って、『それなら、ちょっと移籍を考えます』と、(交渉を)止めたんですね」
 
「安達さんは『どうしてもつけてほしい。永島さんから始まっている』と言われて。それで最初は渋々、まあいいかなという感じでつけましたね」

 ただ、その後は大のお気に入りになったようだ。「めちゃくちゃ好きになりました。今でも何かあれば13番。好きな番号は13番」と述べている。

 これを聞いた永島氏は、「めちゃくちゃ嬉しい」と柔和な笑顔を見せた。

 その後の試合では、共に13番をつけてプレー。やはり、他の番号とは違う雰囲気を醸し出していた。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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