８月２日、ヴィッセル神戸30周年記念チャリティーマッチがノエビアスタジアム神戸で行なわれ、KOBE DREAMSがWORLD DREAMSに４－３で勝利を収めた。

　KOBE DREAMSの一員としてプレーし、PKで１ゴールを挙げたカズ（三浦知良）は試合後、古巣にヴィッセルについて、語るなかで日本サッカーの現状に言及した。

「日本代表に関しては、本当に世界に近づいて、世界と互角に戦える予感っていうのはすごくある。今回、（浦和レッズが出場した）クラブ・ワールドカップでは、アジアのチームは全体的にまだちょっと世界と少し差があるかなと感じたので、これから日本のクラブにはまだ伸びしろがたくさんある」
 

　58歳のレジェンドは、「クラブ・ワールドカップに出て活躍する、決勝トーナメントに行って、べスト８、ベスト４、決勝まで行くような力をつけてもらいたいですし、ヴィッセル神戸にはそういう可能性があると思う。期待しています」と続けた。

　J１リーグで連覇を果たし、いまや国内屈指の強豪クラブとなった神戸。キングは、世界で通用するビッグクラブになるポテンシャルがあると、エールを送った。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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