2025年８月１日、E-１選手権でもプレーしたDF遠藤優が移籍先を発表。新天地は、イングランド女子1部リーグのウェストハム・ユナイテッド・ウィメンズだ。

　６月27日に「チーム離脱のお知らせ」として三菱重工浦和レッズレディースからの退団を表明してから約１か月を経ての表明となった。その際、「アジアを獲れなかったあの日から、どうしたらもっと強く、巧くなれるかを毎日考えていました」と決意を述べたうえでの今回の海外挑戦である。

　1997年10月29日生まれの遠藤（27歳）は埼玉県さいたま市出身で、幼稚園時代から地元のサッカーチームに所属し、浦和レッズのジュニアユースレディース、ユースを経て、2016年にトップチームの三菱重工浦和レッズレディースに加入した。浦和一筋15年のキャリアを携えて、ここからどう成長していくか楽しみだ。

　今回の海外挑戦を受け、ウェストハムの公式サイトで遠藤は次のようにコメントしている。
 

「ウェストハム・ユナイテッドに加入できて本当に嬉しいです。浦和レッズで長年プレーし、多くの成功を収めてきました。勝利は個人のメンタリティから生まれると信じています。勝利への情熱をウェストハムに持ち込み、チームに貢献したいです。

私の強みは、後方からの攻撃サポートとマンツーマンのディフェンスです。近年、WSL（女子スーパーリーグ）で多くの日本人選手が活躍しているのを誇りに思っています。そのリストに名を連ねることができて光栄です。このクラブでベストを尽くし、自分自身に挑戦できることを心待ちにしています」

　これで遠藤はなでしこジャパンの一員でもある植木理子とチームメイトになる。背番号は「２」に決定した。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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