“見本にすべき2人”とは? ニールセン監督が語る「デュエル克服の鍵」【なでしこジャパン】

2025年08月01日 サッカーダイジェストTV編集部

「ゲームを読む力が優れている」

デュエルについて独自の見解を示したニールセン監督。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 ニルス・ニールセン監督の下、なでしこジャパンはいずれもアウェーのブラジル戦(1戦目は1-3、2戦目は1-2)とスペイン戦(1-3)でデュエルの弱さを露呈した印象だ。果たして、指揮官は"デュエル"についてどう考えているのか。7月30日のオンライン取材でそんな素朴な疑問を投げられると、次のように答えた。

「選手のサイズは変えられません。ただ、把握してもらいたいのはデュエルの優劣はサイズの大きさで決まるわけではないという点です。ですので、デュエルがなでしこジャパンの弱点とは考えていません。実際、ブラジルとの1戦目は相手にフィジカルで圧倒されました。ですが、(その3日後の)2戦目は上手く対応していました」
 
 つまり、戦い方によってはデュエルの弱さを克服できるというわけだ。

「より大きな選手と対峙する時、どう対応するかを常に意識する必要があります。(2月の)アメリカ戦(2-1)ではフィジカルが強い相手を抑えて勝利しています」

 ニールセン監督曰く"デュエルへの対応策"は「2つある」という。

「ひとつはデュエルをできるだけ避けてパスカットを狙う。もうひとつは、相手のバランスを崩す。例えば、長谷川(唯)選手と長野(風花)選手は小柄だけどゲームを読む力が優れています。良いポジショニングを取って、相手のバランスを崩すのがとても上手いです」

 長谷川と長野がニールセン体制下で主力なのも、こうした強みがあるからだろう。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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