準々決勝がHTで一時中断。津波警報の影響など安全面を考慮。再開に向けて調整も31日に延期が正式に決定【総体】

2025年07月30日 松尾祐希

どのように待機するかで試行錯誤も

予定通りに準々決勝の第1試合がキックオフも、津波警報の影響でHTに中断となった。写真:松尾祐希

 福島県のJヴィレッジで開催されているインターハイ・男子サッカー競技で、7月30日に予定されていた準々決勝の4試合は、31日に順延することになった。

 30日の8時25分頃、カムチャツカ半島付近で地震が発生。気象庁によると、マグニチュードは8.7(速報値)で、震度は北海道の釧路市・釧路町・厚岸町・標津町・別海町など5つの市町で震度2、北海道から九州地方にかけて震度1を観測した。

 各地に津波警報や津波注意報が出されるなか、男子サッカー競技も安全面を考慮して、準々決勝の第1試合(9時30分キックオフ)はハーフタイムを迎えたタイミングで一時中断。再開の目処が立たないなかで、選手たちがどのように待機するかで試行錯誤し、昼食を摂るために連絡を取り合うチームもあった。

 今後の見通しについて、即座に大会運営本部で協議。10時半頃に最短で12時に後半スタートを目ざす形になったものの、状況を鑑みて17時再開で再度、調整を進めていた。

 しかし、選手の待機環境などを含めて協議を重ねた結果、試合の順延が決定。31日の10時から昌平(埼玉)対大津(熊本)、流通経済大柏(千葉)対 飯塚(福岡)が、いずれも後半開始から再開することとなった。
 
 また30日の12時30分から予定されていた第2試合も、31日の12時30分のキックオフにスライドされ、帝京長岡(新潟)対尚志(福島)、山梨学院(山梨)対神村学園(鹿児島)の2試合が行なわれる。

 もっとも、津波警報の発令状況によっては日程などが変更される可能性もあり、各チームは難しい対応に迫られるなかで、ベスト4進出を目ざして準備を進めていく。

  以下、31日の試合スケジュール。

▼第1試合(10時キックオフ)の対戦カード
※いずれも後半から再開
昌平(埼玉)0-2 大津(熊本)
流通経済大柏(千葉)1-0 飯塚(福岡)

▼第2試合(12時30分キックオフ)の対戦カード
帝京長岡(新潟)vs.尚志(福島)
山梨学院(山梨)vs.神村学園(鹿児島)

取材・文●松尾祐希(サッカーライター)

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