なぜ「今回は恵まれた」のか。なでしこジャパンのニールセン監督が明かす“勝つべきグループ”の根拠【女子アジア杯】

2025年07月30日 サッカーダイジェストTV編集部

「もしB組に入っていたら」

女子アジア杯の抽選結果について話したニールセン監督。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 2025年7月30日、なでしこジャパンのニルス・ニールセン監督がオンライン取材に対応。2027年女子ワールドカップの出場権が懸かったオーストラリア開催のアジアカップの抽選結果(日本はグループCに入り、ベトナム、インド、チャイニーズ・タイペイと同組になったのを受け、指揮官は以下のように感想を述べた。

「開催国のオーストラリアは大きな国で、移動が大変と考えていました。その点で我々が入ったグループCは比較的移動が少なくて済むので、非常に良かったです」

 要するに「良い組み合わせ」だったというのが、ニールセン監督の見解だ。また、対戦3か国のベトナム、インド、チャイニーズ・タイペイについては以下のように分析している。

「ベトナムは組織化された良いチーム。インドも最近力をつけてきています。E-1でも戦ったチャイニーズ・タイペイは攻守のバランスを重視し、日本に近いスタイルという印象です」
 
  ニールセン監督はいずれも「良い相手」とリスペクトしながらも「勝つべきグループに入った」と実感している。

「グループCを1位突破すれば、他グループの3位チームと戦えます。その点でも比較的恵まれた抽選結果と言えます」

 同大会のベスト4および準々決勝敗退国同士のプレーオフで勝利した2チームが、自動的に2027年女子ワールドカップの出場権を獲得する。このレギュレーションを踏まえるなら、最大の見どころは準々決勝になるだろう。ニールセン監督も「準々決勝は非常に重要」と認識している。

「今回はグループ分けに恵まれました。もしB組に入っていたら他のグループの2位と(準々決勝で)当たりますからね。ノックアウトステージを勝ち上がるためには集中力が必要。準々決勝で負けてもワールドカップ行きのチャンスはありますが、我々はアジアカップで優勝するために戦います。大会の終盤にコンディションのピークを持って来れるようにしたいです」

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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