「夢のような選手だ」プレミアクラブ関心の日本人エースにOBが太鼓判!「イングランドでやれる。だが…」

2025年07月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「向こうはスピードとパワーがすごい」

プレミアリーグのクラブが狙っている前田。(C)Getty Images

 セルティックの前田大然は昨季、1月に古橋亨梧がレンヌに移籍してからCFにコンバートされ、ゴールを量産した。公式戦で33得点をあげ、リーグの年間最優秀選手に選出。ブレントフォードやトッテナムなどプレミアリーグのクラブからの関心がうわさされている。

 昨季終盤に宿敵レンジャーズの指揮をとったOBバリー・ファーガソンは、前田が「100%」の確率でプレミアリーグでも活躍できると話した。セルティックOBのチャールズ・マルグルーも賛同している。だが、移籍する可能性は低いとの見解を示した。

 セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、マルグルーは『Go Radio』で「向上したことは間違いない」と前田を称賛している。

「間違いなく速いけど、サッカー脳がないという選手たちもいる。頭を使う必要がなかったからだ。彼はそういうフィニッシュに関してもやれるところがあると思う」

 だからこそ、マルグルーは「おそらくあのスピードとパワーでやれるだろう」と、プレミアリーグでも力を出せるはずと話した。
 
「向こうはスピードとパワーがすごいからね。非保持時のプレスがすごい。彼はそういうプレスやカウンタープレスに完ぺきだろう。ファイナルサードでボールを失うやいなや、彼は3人か4人を追いかける。一緒にプレーするのを夢に見るような選手だ。DFとして、あれだけ高い位置でプレスされると、仕事がすごく簡単になる」

 だが、マルグルーは前田が「プレミアリーグでもやれるだろう」としつつ、「もう30歳に向かっている。行くことはないと思うな」とも発言。セルティックは前田を引き留められるはずと語った。

 実際には10月で28歳になる前田だけに、年齢がネックになることはないと思われる。ただ、移籍に至る要素は様々だ。日本代表の韋駄天FWには、どんな未来が待っているのか。確かなのは、セルティックのサポーターは残留を望んでいるということだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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