バルサに3失点。永戸勝也が肌で感じた世界トップレベル。ヤマルとのマッチアップはどうだった?「遊ばれたシーンもありますけど...」

2025年07月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「すごく良い経験。チームに還元できるように」

ヤマル(左)とマッチアップした永戸(右)。粘り強く対応し、決定的な仕事はさせなかった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 世界レベルを見せつけられたか。

 ヴィッセル神戸は7月27日、クラブの30周年記念チャリティーマッチでラ・リーガ王者のバルセロナと対戦した。

 33分にセットプレーからエリック・ガルシアの得点を許す。43分に宮代大聖の巧みな反転シュートでタイスコアに戻すが、後半に2失点。76分にルーニー・バルジの狙いすましたシュートで勝ち越され、87分にはペドロ・フェルナンデスにダメ押し弾を献上。1-3で敗れた。

 試合後のフラッシュインタビューに、左SBで先発した永戸勝也が対応。注目のラミン・ヤマルと何度もマッチアップしたレフティは、次のように振り返る。

「引かないで、前に前に、なるべくボールを取りに行くプレーをしようと思っていた。遊ばれたシーンもありますけど(笑)、何とか頑張って、ギリギリで対応できたシーンもあった。そこは良かったかなと思いますけど、ギリギリでした」
 
 また、普段のJリーグでは味わえないものがあった。

「相手陣地でプレッシャーに行った時に、Jリーグではしっかりプレッシャーがハマって、マイボールに回収できるシーンが多いんですけど、簡単に中盤の選手たちを使われて、逆に展開されてっていうシーンが...分かってはいるし、自分たちもどうにかしたい場面はあったんですけど、なかなか前半の45分だけでは修正しきれずというか。相手の技術もありますし、ポジショニングもあって、世界トップレベルだなと感じました」

 貴重な体験となったはずで、それを今後に活かしたい。

「僕は6月に移籍してきたばかりですけど、このチームのタイトルを取るために、ここに来ました」と話す30歳は、「今日もすごく良い経験ができて、それをチームに還元できるように、良い状態を保って、リーグの再開だったり、他のタイトルに向けて、一生懸命に頑張りたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ヤマルが股抜き! でも永戸がすかさずブロック

【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの妻たち"

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
 

次ページ【動画】ヤマルが股抜き! でも永戸がすかさずブロック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事