様々なクラブから注目されていることは間違いない。問題は、具体的な動きにつながるかだ。

　この夏、去就が取りざたされてきたレアル・ソシエダの久保建英だが、移籍には至っていない。ソシエダの一員として日本ツアーに参戦中だ。７月21日にはJ２のV・ファーレン長崎との親善試合に後半から出場した。

　その久保に、イタリア王者ナポリが関心を寄せているという。ボローニャのダン・エンドイェを狙っているが、ノッティンガム・フォレストやクリスタル・パレスといったプレミアリーグのクラブからも誘いがあり、獲得が難航しているところ。そこで久保も代役候補のひとりにあがったそうだ。

　ナポリ専門サイト『AreaNapoli』によると、『Sky Sport』のルカ・マルケッティ記者は、『Radio Marte』で「エンドイェの状況からほかの選手を検討？ 日本人のクボのような新しいアイデアがある。良い選手だ」と報じている。
 

　「フェデリコ・キエーザはずっと評価されている。プレシーズンに招集もされず、もはやリバプールの構想外。マッティア・ザッカーニも気に入っているが、ラツィオはなかなか売らないだろう。獲得ができないなかで、キャプテンを手放せるか？とても難しい」

　また、マッテオ・モレット記者も、ナポリの補強案として久保の名前があがっていると伝えた。

　名将アントニオ・コンテが率いるイタリア王者への移籍は、果たして、実現するのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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