北川ひかるが明かした「意外な強み」。スウェーデンで遂げた進化の秘密とは?【なでしこジャパン】

2025年07月22日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「左SBの一番手であり続けたい」

自身の強みなどについて語ってくれた北川。写真:塚本侃太(サッカーダイジェスト写真部)

 なでしこジャパンの一員としても活躍中の北川ひかる(25年夏からエバートン在籍)がサイドバックとして"最大の強み"にしているのは何か。本人の答は「デュエル」だった。

「(24年夏にスウェーデンのヘッケンに来た)最初のほうは負けることが多かったんですが、今は違います。スウェーデンリーグで戦う相手に対し絶対にクロスを上げさせない、負けないところが強みです。『意外』と思われるかもしれませんが、デュエルは強みとして持っていたいです」

 なぜデュエルで勝てるようになったのか。その秘密について、北川は「ポジショニング」と明かしてくれた。

「昔に比べると、ポジショニングはかなり変わったと思います。身体の向きも状況によって変えられるようになりましたし、とにかく意識しているのは"下がらない守備"。これを徹底するようにしていて、それによって奪える回数、相手にタックルできる回数は増えたと実感しています」
 
 目標としているサイドバックはいない。

「トップ選手の良いところを集めたのが理想なので、特定の誰かを目標としているわけではないです」

 クラブではもちろん、なでしこジャパンでも今後「左サイドバックの一番手であり続けたい」と北川は力強く宣言。「2年後の女子ワールドカップで結果を残したい」とその視線は未来へと向いていた。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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