大ブレイクを果たしたドイツでの１年は、佐野海舟の評価を高めた。マインツでのパフォーマンスは、プレミアリーグからの関心も引きつけたようだ。

『CaughtOffside』が報じたところによると、ベン・ジェイコブス記者がポッドキャストで日本代表MFにトッテナムが関心を抱いていると伝えた。『Last Word on Spurs』で「トッテナムが本当に気に入っているもうひとりの選手が、マインツのカイシュウ・サノだ」と発言した。

「極めて闘争的な６番で、ライン間で動くことができ、空中戦のデュエルにも勝てる。だが、モイセス・カイセドのようで、とても前にパスを出せる選手でもあるんだ」
 

　同記者は「過小評価されているが攻撃のクオリティもすごい。標準的なボール奪取する中盤というだけじゃない。奪ってから顔を上げ、どこに効果的なパスを出せるかを見いだすのも非常にうまい。だからこそ、カウンタースタイルのチームでとても効果的だ。彼も注目しておくべきかもしれない」と続けてる。

　トッテナムはこの夏、川崎フロンターレから高井幸大を獲得した。佐野の移籍で日本人選手がふたりになる可能性はあるのか。今後の進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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