「次の日本人スターになるかもしれない」日本代表FWの欧州名門移籍に地元メディアが沸く!「ヨーロッパのDFにとっても脅威」

2025年07月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本人ストライカーの影響力をよく知っている」

セルティック移籍が決定した山田。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 前田大然、旗手怜央、稲村隼翔が所属するスコットランドの名門セルティックは、7月19日、川崎フロンターレからFW山田新を獲得したと発表した。2029年6月までの4年契約だ。

 先のE-1選手権で日本代表デビューを飾った25歳に、現地メディアの期待も高まっている。

 セルティックの専門メディア『The Celtic Star』は、「ブレンダン・ロジャーズ監督の予測が正しければ、ヤマダがセルティック・パークを輝かせる次の日本人スターになるかもしれない」と伝えた。

「『パワー、運動能力、そしてインテンシティ』。ロジャーズ監督はヤマダのプレーをこう総括した。まさに我々のハイエナジーシステムにぴったりの選手像であり、ファンはヤマダが前線を牽引するだけでなく、前線から力強くプレスをかけてくれるのを期待できるだろう」
 
 記事は「サポーターは、セルティックにおける日本人ストライカーの影響力をよく知っている。キョウゴ(古橋亨梧)の的確なフィニッシュやマエダの容赦ないプレッシングはすでに目にしており、日本とセルティックの繋がりは確固たるものだ。そしてロジャーズ監督は、ヤマダがその成功物語に新たな一章を加えることを期待しているに違いない」と綴り、こう続けた。

「ヤマダは明らかにスピードとエネルギーのレベルも持ち合わせており、特にヨーロッパではセルティックがオフボールでよりハードワークを強いられることが多いため、ロジャーズ監督にとって、試合の流れを変えるほどの力を発揮するだろう。ヤマダが中央でディフェンダーを追い詰める役割を担うことが予想される。さらに、彼の隣のサイドにはマエダがいる可能性もあるため、国内の(対戦相手の)ディフェンス陣はおろか、ヨーロッパのディフェンス陣にとっても脅威となるだろう」

 新たな日本人ストライカーを歓迎する同メディアは、こう締め括っている。

「野心はあり、チャンスもある。いま、ヤマダがチームでその名を刻む番だ。ロジャーズ監督が彼に見出した『パワー、運動能力、そしてインテンシティ』を彼が持ち込めば、セルティック・パークは次なる人気選手の台頭を目撃することになるかもしれない。シン・ヤマダ時代の幕開けだ」

 山田は古橋や前田のように、ゴールを量産し、ファンの心を掴めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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