「サポーターは打ちひしがれているだろう」日本人DFの電撃退団に地元メディアが悲嘆「ファンから愛されていた」

2025年07月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「素晴らしいスカッドの一員だった」

4シーズンでアーセナルを退団した冨安。(C)Getty Images

 フィジカルの問題がなかったら、冨安健洋とアーセナルが契約を解消することもなかったのだろうか。それは誰にも分からない。ただ、選手としての能力、そして冨安の人柄から、サポーターに好感を持たれていたのは確かだろう。

 確かなクオリティを見せながら、肉体面のトラブルが相次ぎ、稼働できない時期が続いている冨安。今月、クラブとの契約を解消したことについて、本人は日本のメディアで話し合いの末の決断だったと明かした。双方が納得するかたちでの"円満離婚"だったと話している。

 コメントを紹介した専門サイトの『Arsenal Insider』は、「トミヤスはノースロンドンにいる間、ずっとファンに好まれてきた。好感の持てる振る舞いとピッチでのハードワークで、アーセナルのファンから愛されていた」と報じている。
 
「フィットした状態で起用できるときはいつでも、ミケル・アルテタ監督にとって素晴らしいスカッドの一員だった。最終ラインのあらゆるポジションをこなせる力は貴重だった。まさしく『たられば』というケースで、クラブとの終わりについて話す彼の言葉に、アーセナルのサポーターは打ちひしがれているだろう」

 契約解消という結末を悲しんだファンは少なくないだろう。それは、冨安という選手がアーセナルという世界的強豪で確かな足跡を残したということだ。サポーターたちは、再びピッチで躍動する冨安の姿を見たいと思ってくれているだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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