非常に厳しいスタートとなった。

　エリク・テン・ハーフ新監督が率いるレバークーゼンが現地７月18日、リオデジャネイロで行なわれたプレシーズンマッチで、地元のフラメンゴU-20と対戦。開始３分で先制を許したのを皮切りに、前半だけで４発を叩き込まれ、１－５で屈辱的な大敗を喫した。

　完全な若手メンバーで臨んだわけではなく、経験を積んだ選手たちも先発。さらには大黒柱のグラニト・ジャカも60分から出場しての出来事だ。

　まさかの結果は世界中で大きな話題になるなか、英紙『Daily Mail』は「エリク・テン・ハーフ、レバークーゼンで悪夢のスタート」と題した記事を掲載。「悲惨な幕開け」「テン・ハーフは過酷なデビューを余儀なくされた」などと報じた。
 

　レバークーゼンでは、2023-24シーズンに無敗でのブンデスリーガ制覇に導いた大功労者、シャビ・アロンソ監督がレアル・マドリーに引き抜かれ、２位で終わった昨季限りで退団。その後任として、昨年10月にマンチェスター・ユナイテッドでクビになったエリク・テン・ハーフを招聘した。

　中心選手だったフローリアン・ヴィルツとジェレミー・フリンポンもリバプールに移籍してしまった状況ではあるが、レバークーゼンはテン・ハーフ体制で覇権奪回を果たせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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