「代役を見つけるのは簡単じゃない」昨季33発の日本人エースがイングランド移籍も? プレミア2クラブ関心で現地記者が見解「彼を失いたくないと思っているはず」

2025年07月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「引き留めは大いに理にかなっている」

昨季はゴールを量産した前田。(C)Getty Images

 セルティックは1月に古橋亨梧を手放すことになった。それから半年で前田大然も失うことは避けたいと思っているようだ。

 古橋がフランスに去ってから、前田はCFにポジションを変え、リーグ得点王に輝くなど公式戦33発とゴールを量産。年間最優秀選手に選ばれる活躍でチームをタイトルに導いた。

 前田が新シーズンもCFになるかは分からない。ジョッタの負傷離脱もあり、ウイングに戻る可能性も伝えられている。ブレンダン・ロジャーズは以前から、質の高いCFの獲得を望んでいると言われてきた。

 確かなのは、セルティックが前田の残留を望んでいることだろう。『Football Insider』は先日、前田と契約延長を交渉しており、クラブは自信を感じていると報じたところだ。

 同メディアではピート・オルーク記者も7月18日、「セルティックがマエダを引き留めようとするのは大いに理にかなっている」と話した。

「セルティックがスコットランドで支配を続けたければ、ベストプレーヤーたちを引きとめなければいけないだろう。そしてマエダがそのひとりであることは疑いない。彼の契約は2027年までだから、彼らはその延長を目指している。選手を満足させ続け、プレミアリーグのクラブからの関心を退けるために、大きな新条件の契約を与えようとしている」
 
 同記者は「ブレントフォードとトッテナムが彼に関心を寄せているとの話がある」と続けている。

「日本代表は昨季の得点王だった。失うことになれば、代役を見つけるのが簡単じゃない選手だろう。選手はセルティックで満足していると思う。特にチャンピオンズリーグに出て、タイトルを獲得しているからね。彼は契約延長を喜ぶだろう。セルティックはマエダを中心にチームを作ろうとしており、今は彼を失いたくないと思っているはずだ」

 稲村隼翔が加わり、山田新の獲得も秒読みと言われるセルティック。一方、前田や旗手怜央の去就も注目される。夏が終わるころ、セルティックの日本人選手はどれだけの数となっているのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「本当に日韓戦なのか」アウェー韓国のスタジアムで目にした"異様な光景"【現地発】

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? Jリーガーが好きな女性タレントランキングTOP20を一挙紹介

【記事】「お前、選手か?スタッフか?」元日本代表主将が"屈辱"の経験。クラブW杯出場チームにホームの練習施設から追い出され…
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事