「断じて容認できない」柵破壊から暴力まで…G大阪、ダービーで荒れたサポーター7名に入場禁止処分

2025年07月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

禁止行為の確認と観戦ルールの遵守を呼びかけ

G大阪がサポーターの処分を発表した。

 7月19日、ガンバ大阪は5日に行なわれたJ1第23節のアウェー・セレッソ大阪戦において、サポーターが起こした違反行為に対する処分を発表。暴力行為や破壊行為などを行なった計7名のサポーターに対し、無期限入場禁止や期間限定の入場禁止などの処分を科すことを決定した。

 今回のC大阪戦では、「柵破壊行為を含む試合運営妨害行為」と「威嚇行為、暴力行為」という2つの事案が発生。これらはJリーグ試合運営管理規定に違反する行為と認定された。

 具体的な処分内容は次のとおり。

・暴力行為および破壊行為を行なった1名、破壊行為を行なった2名、侮辱的行為を行なった1名の計4名に対して、2025年7月20日から無期限の入場禁止
・威嚇行為および試合運営妨害行為を行なった1名に対して、7月20日から9月23日までのホームゲーム5試合の入場禁止
・威嚇行為を行なった1名に対して、同じく7月20日から9月23日までのホームゲーム5試合の入場禁止
・威嚇行為を行なった別の1名に対して、7月20日から8月10日までのホームゲーム2試合の入場禁止
 
 なお、ホームゲーム入場禁止期間中に開催されるアウェーゲームについても、入場禁止処分の対象となっている。

 G大阪は、事件発生当日の7月5日から警察の捜査に全面的に協力しており、クラブとしても対応を行なっていくとしている。

 クラブは声明の中で「安心・安全な試合運営」を目ざしており、サポーターによる暴力的・危険な行為は「断じて容認できない」と強く非難。再発防止のため、スタジアム内外における安全対策やセキュリティ体制の見直し、ファン・サポーターとのコミュニケーション強化など、安全・安心なスタジアムづくりに努める方針を示した。

 あわせて、すべてのファン・サポーターに対して、観戦における禁止行為の確認と観戦ルールの遵守を呼びかけている。アウェーゲームについては、ホームクラブの定める観戦ルールに従うよう注意を促した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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