「これは予想外だ」ブンデス史上最高額の95億円級オファーも拒否!ドイツ期待のストライカーを巡る取引に疑問の声「何が特別なのか」

2025年07月18日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

バイエルンは前線の補強が急務

バイエルンと個人合意済みと報じられるヴォルテマーデ。(C)Getty Images

 ブンデスリーガ王者の補強が遅々として進まない。

 フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン→リバプール)、ニコ・ウィリアムス(アスレティック・ビルバオ)の獲得に失敗したバイエルンは目下、コロンビア代表FWのルイス・ディアスとドイツ期待のストライカーであるニック・ヴォルテマーデにアプローチをかけている。だが、ディアスは最低8000万ユーロといわれるリバプールの要求額がネックとなり、すでに選手との個人合意に達しているヴォルテマーデに関しては、シュツットガルトにオファーを二度も一蹴されてしまった。

 シュツットガルトに提示した二度目のオファーはブンデスリーガのクラブ間における移籍金としては歴代最高額となる規模だったが、交渉の席にすらつけなかったようだ。DPA(ドイツ通信社)のインタビューに応じた同選手の代理人ダニー・バッハがこう語っている。
 
「ブンデスリーガ史上最高額の5500万ユーロ(約95億円)というオファーが、たった一度の対面の場を設けることにすら値しないというのであれば、VfB(シュツットガルト)が一体何を『特別』と見なしているのか、疑問が湧く。これは予想外だった」

 かねてより「特別なオファーが届けば、プロとして交渉に応じる」と口にしているシュツットガルトのアレクサンダー・ヴェーレCEOに不満をぶちまけた格好だ。

 レロイ・ザネ(→ガラタサライ)、トーマス・ミュラー(新天地は未定)が退団したうえ、ジャマル・ムシアラが怪我で長期離脱し、アタッカー陣の補強が急務となっているバイエルン。23-24シーズン終了後の監督人事が難航したことなどもあり、一部ではビッグネームを引き寄せる「ブランド力が低下している」とも囁かれるが、はたして満足いく補強を実現できるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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