なでしこジャパン、中国相手にゴールが遠く0-0。自力で3連覇を決められず、優勝の行方はこの後の韓国vs台湾次第に【E-1】

2025年07月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

最終戦前の時点で日本と中国が1勝1分、韓国が2分、台湾が2敗

優勝を懸けて中国と戦ったなでしこジャパン。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 7月16日に開催されたE-1選手権の最終戦(第3戦)で、なでしこジャパンが中国代表と水原ワールドカップ・スタジアムで対戦した。

 ここまで開催国の韓国が2分、台湾が2敗なのに対し、日本は初戦で台湾を4-0で撃破し、2戦目で韓国と1-1で引き分け、中国と同じく1勝1分だ。

 勝点4で並んでおり、勝った方が優勝の大一番。ニルス・ニールセン監督のもと3連覇を目ざすチームが、立ち上がりからチャンスを作る。

 開始3分、吉田莉胡がタイミング良く右サイドで抜け出し、グラウンダーのクロスを供給。パスが通れば1点というような場面だったが、惜しくも先に相手GKパン・ホンイェンにキャッチされる。

 さらに8分には、アーリークロスを受けた樋渡百花が、胸トラップをしてネットを揺らしたものの、オフサイドで得点は認めらない。
 
 前半のうちにゴールを奪えず、スコアレスで折り返すと、55分に決定機が到来。CKからゴール前でボールがこぼれたなか、樋渡が詰めるもモノにできない。

 81分には前線にポジションを移したキャプテンの高橋はながビッグチャンスを迎えたが、オフサイドの笛が鳴る。高橋は後半アディショナルタイムの2度のチャンスも、惜しくも仕留め損ねる。

 結局、0-0でタイムアップ。なでしこジャパンは自力で優勝を決められず、3連覇&森保ジャパンとのアベックVの行方は、この後に行なわれる韓国対台湾の結果次第となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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