現地７月13日に開催されたクラブ・ワールドカップの決勝で、チャンピオンズリーグ王者のパリ・サンジェルマンがチェルシーと対戦した。

　初優勝を狙うパリSGは、22分にコール・パーマーに先制点を奪われると、その８分後にも、パーマーに同じような形からゴールを許して追加点を献上。さらに43分にはジョアン・ペドロにループシュートを決められて、前半だけでまさかの３点のビハインドを喫する。

　後半に入って反撃に出たものの、最後まで得点は奪えず。結局、０－３で敗れて準優勝となった。

　さらにこの試合後にはアクシデントが発生。ピッチ上で両チームの選手やスタッフらが入り乱れる乱闘騒ぎに。そのなかで、パリSGのルイス・エンリケ監督が騒ぎを止めに入っていたチェルシーFWのJ・ペドロを殴打する場面が中継映像に抜かれて、話題となった。
 

　スペイン大手紙『AS』によると、この一連の騒動についてエンリケ監督が言及。「試合後の状況は回避できたはずだった。私は選手たちを引き離そうとしたが、緊張が高まった。誰もが押したり突いたりした」と説明した。

　さらに続けて、「（チェルシー指揮官の）エンツォ・マレスカが選手を押し、選手が彼を押し返す様子を見た。このようなことは全員が避けるべきだ。繰り返しになるが私の目的は、選手たちを引き離すことだった」と述べている。

　なお、同メディアはエンリケが処罰の対象になる可能性も指摘しており、後味の悪い幕切れとなってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての１位は？ サカダイ選手名鑑で集計！「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介

【記事】「完璧な選手」イングランド古豪に日本人MF獲得待望論！「ドイツでも卓越している」

【動画】エンリケ監督がチェルシーFWを殴打した瞬間！