なでしこジャパンは2連勝ならず… 成宮唯の先制弾も、終盤に失点。“日韓戦”は1-1ドロー【E-1】

2025年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

16日に優勝を懸けて中国と激突

日韓戦は1-1のドローで終わった。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 7月13日、ニルス・ニールセン監督が率いる日本女子代表は、韓国で開催されているE-1選手権(東アジア選手権)の第2戦で韓国女子代表と対戦した。

 大会3連覇を目ざすなでしこジャパンはこの"日韓戦"に、初戦の台湾戦(4-0)から先発6人を入れ替え。序盤からボールを握って試合を進めるも、シュートまで持ち込めない時間が続く。

 20分、ようやく最初のシュートチャンスが訪れる。敵陣でボールを奪った吉田莉胡が右足の強烈なミドルを放つも、わずかにゴール右に外れた。

 その後はやや相手にペースを掴まれるも、37分に先制に成功する。ボックス内で愛川陽菜の浮き球パスを受けた成宮唯がワントラップから右足を一閃。鋭い一撃をゴール左に突き刺した。このまま1点をリードして前半を終える。
 
 後半に入ると、押し込まれる展開が続く。50分、自陣でのミスでボールを奪われると、クロスからチャン・スルギにシュートを浴びるも、GK大熊茜がキャッチする。

 さらに67分にはチュ・ヒョジュに左サイドを突破されて強烈なシュートを打たれたが、ゴールの上に外れた。

 その3分後には、カウンターから攻め上がり、右サイドからの嶋田華の横パスを塩越柚歩がスルー。最後はボックス手前から成宮がコントロールショットを放ったが枠を捉えられなかった。

 82分、ムン・ウンジュにゴール前まで持ち込まれて大ピンチを迎えるも、左のポストに救われた。それでもその3分後、左サイドを突破されると、ムン・ウンジュの折り返しからチョン・ダビンにダイレクトシュートを決められて同点に追いつかれた。

 結局、試合は1-1のまま終了し、日本は2連勝とはならず。16日には優勝を懸けて中国女子代表と激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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