ニルス・ニールセン監督が率いる日本女子代表は７月13日、韓国で開催されているE-1選手権（東アジア選手権）の第２戦で韓国女子代表と対戦した。

　初戦の台湾戦（４－０）から先発６人を入れ替えて臨んだなでしこジャパン。序盤は、思うようにシュートチャンスを作れなかったものの、37分にボックス内で愛川陽菜の浮き球パスを受けた成宮唯がワントラップから鋭い一撃をゴール左に突き刺して先制に成功する。

　しかし後半、押し込まれる展開が続くと86分にクロスから失点して同点弾を献上。アディショナルタイムには猛攻を見せるも得点には繋がらず、１－１で引き分けた。
 

『U-NEXT』でこのゲームの解説を務めた元なでしこジャパンFWの岩渕真奈氏は、次のように日韓戦を総括した。

「厳しい時間帯が長かったのかなという印象はありますけど、負けなかったのは良かったと思います。交代で入った選手たちが力を発揮してゴールに迫る場面もあったので、チームとしての総合力は見えたと思います」

　また、猛暑のなか行なわれたゲームの後半、選手たちには疲労が見え、足が止まる場面も少なくなかった。岩渕氏はこの点について、「暑い中でプレーしていますし、見ている側は何とでも言えますけど」と前置きしつつ、「普段のWEリーグでの活躍を見ているので、もう１個、２個、頑張れるんじゃないかなと思いますね」と述べた。

　日本は16日に大会３連覇を懸けて中国女子代表と激突。元なでしこのエースは「気持ちの見える試合を期待したい」とエールを送った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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