「日本との差はやはり歴然…」アジアで群を抜く選手層の森保ジャパンに中国メディアは呆然!「我々は27年間も勝っていない」【E-1】

2025年07月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

最終日の日韓戦が優勝決定戦に

代表2戦目の望月(中央奥)が値千金の追加点。日本はこの日もフレッシュな面々が存在感を示した。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 日本にとっては収穫の多い90分間となった。

 現地7月12日、韓国で開催されているE-1選手権は男子第2戦が行なわれ、日本代表と中国代表が対戦。第1戦の香港戦からスタメンを総入れ替えした日本は11分に細谷真大が強烈なミドルを決めて先制すると、その後も主導権を握り続ける。2度の大ピンチはGK早川友基のスーパーセーブで凌ぎ、63分には望月ヘンリー海輝が貴重な追加点を挙げて2-0の勝利を飾った。

 中国は粘り強い守備で立ちはだかったが、勝負所で決め切れずに2連敗。中国メディア『捜狐体育』は「今回は大惨事にならずに済んだ。日本が3~4軍とも言えるメンバー構成で今大会に臨んでいるからである」と説明し、「0-1の段階で追いつくチャンスはあったが、中国は絶好機をモノにできなかったのが痛恨だ。たしかに若き選手たちはよく戦ったが、それでも4軍の日本チームとの対戦であらためて思い知ったのが、日本サッカーとの歴然たる差だった」と論じる。
 
 そのうえで「これで日本とは過去33回対戦して、7勝8分け18敗となった。なんと我々は27年間も勝てていないのである」と悲壮感を漂わせながらも、「だがここから始めるしかない。若き選手たちは着実に進化しており、数年後にはさらに改善されているはずだ」と期待を寄せた。

 今大会は日本と韓国が2連勝を収め、得失点差で日本が首位に立った。火曜日に行なわれる日韓戦が優勝決定戦となり、日本は「引き分け以上」の結果で2大会連続3回目のE-1制覇を掴む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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